文化、国境、性別、年代、時空、夢現……。ゲームはありとあらゆる壁、境界を超えた体験を可能にし、まだ見ぬ世界を私たちに見せ続けてくれる。表紙巻頭にPlayStationの新CMに出演したアーティスト・米津玄師を据え、新しい価値を創出するゲームカルチャーを牽引してきたPlayStationから生まれる多種多様な物語を紐解き、拡張し続けるゲームの可能性を探る、70ページにわたる完全保存版特集です。
米津玄師が新曲「POP SONG」に込めた思い。自ら出演したPlayStation新CMで表現しようとしたものとは
「POP SONG」という新曲を制作し、自らCM映像にも出演した米津玄師は、今回のプロジェクトを通して何を表現しようとしたのか。「POP SONG」の制作秘話とともに、PlayStationのゲームが米津玄師自身にもたらしたものを紐解く貴重なインタビューに加え、お気に入りのPlayStationタイトル6作品を語る。さらに米津自ら「変身」し、話題沸騰のキャラクタービジュアルを、表紙巻頭フォトストーリーとして掲載。新CMで監督を務めた児玉裕一氏とクリエイティブ・ディレクター奥山雄太氏の対談も掲載。
ゲームクリエイター・上田文人 × 米津玄師の初対談が実現
上田文人が生み出した『ICO』や『ワンダと巨像』『人喰いの大鷲トリコ』といった作品から多大な影響を受けたと米津玄師は公言してきた。それぞれのフィールドで新たな表現の可能性を切り拓いてきた二人の対談が実現。お互いの出会いと共通項、それぞれが交わすものづくりの根本にあるもの、音楽とゲームの可能性を語ります。
『ELDEN RING』ディレクター・宮崎英高インタビュー
2月25日に発売されるフロム・ソフトウェア待望の新作『ELDEN RING』。その細部まで作り込まれた圧倒的なストーリーとグラフィックの秘密、そして本作がもたらす至高のゲーム体験とは。ディレクターの宮崎英高に『ELDEN RING』の誕生秘話をインタビュー。
『ファイナルファンタジーXIV』の世界を「ファッション」をテーマに解剖
2010年にローンチし、13年の「新生」を経て、全世界累計登録アカウント数が2500万人を突破した世界最大級のMMORPGタイトル『ファイナルファンタジーXIV』が生み出したゲーム体験を振り返り、プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹へインタビュー。そして「ファッション」をキーワードにリードキャラクターコンセプトアーティスト生江亜由美にインタビューを実施。さらに新進気鋭のファッションモデル・吉井添が本作を表現するファッションシューティングも敢行。
各界の表現者が語る「越境するゲームカルチャー」
RHYMESTER宇多丸と宇内梨沙がPlayStationの歴史とともにゲーム個人史を振り返る
写真家・横田裕市が「インゲームフォト」の世界を語る
『UNDERTALE』『DELTARUNE』のトビー・フォックスが「インディーゲーム」の魅力を語る
ときどにプロゲーマーとしての矜恃、eスポーツの魅力を訊く。さらに各フィールドと共鳴するゲームカルチャーの魅力を紐解きます。
ART|大友昇平[ゲームの時代を描く]
ENTERTAINMENT|狩野英孝[下手なプレイを披露する]
ENVIRONMENT|畠山駿也[遊びに限界はない]
MOVIE|Asad Qizilbash(PlayStation Productions)
STORYTELLING|海猫沢めろん[花束みたいな白いネコ]