70年の歴史を持つ機械式時計ブランド「ORIENT STAR」より「星雲」をイメージしたマザーオブパール文字板を用いた「メカニカルムーンフェイズ」登場
マザーオブパール（以下MOP）とは、その名の通り真珠を生み出す白蝶貝などの貝殻から作られる模造石で、美しい模様が特長。パワーストーンとしても珍重されている。そんなMOPを用いた文字板を持つ機械式時計がORIENT STARから登場した。
ORIENT STARは70年の歴史を持つ機械式時計ブランド。デザイン、パーツ、製造、すべての点で「輝ける星」と呼ばれる機械式時計を作りたいという願いを込めたその名に相応しい高品質な時計をMADE IN JAPANにこだわって提供し続けており、海外からも注目を集めている。
ここで紹介するメカニカルムーンフェイズは、機械式時計ならではの独創的なデザインと高性能な自社ムーブメントが人気のフラッグシップモデルだ。
2017年に誕生したメカニカルムーンフェイズは、ORIENT STARの特徴であるパワーリザーブ（残り駆動時間表示）のインジケーターを12時の位置に、機械式ムーブメントの一部が文字板から見えるセミスケルトンを9時の位置に配置している。ムーンフェイズとは月齢、月の満ち欠けを表示する機能で、これを6時の位置に配置することで、9時の位置にあるセミスケルトンを地球に見立て、「月の向こうに見える地球」というユニークな発想でデザインされている。
今回登場したモデルの特長は白蝶貝の模様と深みのある色調で立体感を強調したMOP文字板。特にORIENT STARらしい絶妙なグリーンに仕上げられたORIENT STAR 70周年限定モデルは、デザインテーマの「星雲」を表現し、MOPが放つ独特の光彩によって宇宙のイメージを強めていると同時に、「輝ける星」を目指すブランドの世界観を可視化している。
70周年記念限定モデルは世界700本（国内500本・海外200本）限定で、裏ぶたに70周年記念のロゴおよびシリアルナンバーが刻まれている。上下に濃くなっていくグリーンのグラデーションとなるMOP文字板に対し、パワーリザーブ、セミスケルトン、ムーンフェイズ表示をダークグリーンにすることによって、奥行き感を演出。着ける者を深遠な宇宙空間へと誘う。また、高級感のあるホワイトのMOPを採用したレギュラーモデルは、文字板とトーンを合わせてホワイトを基調とするパワーリザーブ、セミスケルトン、ムーンフェイズ表示にブルーの針が映え、天体空間を想起させる。
両モデルとも高い精度と信頼性、そして50時間以上のパワーリザーブを備えた自動巻の自社キャリバーF7M63を搭載。その動く姿はケース裏面のサファイヤクリスタルを通して見ることができるが、これも機械式時計オーナーの楽しみの一つといえる。また、10気圧防水のケースとメタルバンドには耐食性に優れる高品質ステンレススチール（SUS316L）を使用。シャープな造形を生み出すためのザラツ研磨が施されたケースは力強くモダンなデザインに仕上げられている。オーナーの腕を彩り、ビジネスの場からオフの時間まで幅広いシーンで活躍すること請け合いだ。そして、手元を見る度に宇宙気分を盛り上げてくれることだろう。
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