写真とは何か。荒木経惟が「近所」を撮り続けた記録が1冊の写真集に。『暗箱』(5月25日スイッチ・オンライン限定発売)

スイッチ・パブリッシングはスイッチ・オンラインストア限定商品として、荒木経惟の新作写真集『暗箱』を5月25日に発売します。288ページの写真集本体に、荒木経惟撮り下ろしの直筆サイン入りオリジナルポラロイド1枚+独占ロングインタビュー冊子付き。特製外箱に入れた限定商品です。

写真家・荒木経惟の髄を刻む1冊

『暗箱』より

5年間にわたり写真家・荒木経惟は「近所」を撮り続けていた。午後3時に外に出て、空を撮り、花を撮り、町を撮る。天才は傘寿を超え、ますます写真に対する意欲が高まっていく。「浄土は近所だった」と荒木は言う。「生きていることが大事。 それを写真に収めていくんだ」。

『暗箱』より

『暗箱』より

「近所」を撮り続ける荒木は、初めて写真に触れた遠い記憶の旅をする。父の暗箱カメラからのぞいた逆さまの小学校。静かな世界にたった一人。孤独ではなく温かなものを感じたという。

呼び起こされた原風景を、荒木は写真集のタイトルに冠した。「『暗箱』の最初と最後のページを逆さまにデザインした。それは自分にとって記憶を旅するものなのだ」。生きるとは何か。写真とは何かを問う渾身の写真集。発売日は5月25日。荒木経惟83歳の誕生日。ご期待ください。

『暗箱』より

『暗箱』より

【書誌情報】

荒木経惟写真集『暗箱』

荒木経惟直筆サイン入りオリジナルポラロイド1枚付

四六変型130mm × 160mm/288ページ

価格50,000円+税

お求めは▷https://www.switch-store.net/SHOP/BO0117.html