串田和美主宰フライングシアター自由劇場「あの夏至の晩 生き残りのホモサピエンスは終わらない夢を見た」上演決定! 画家・平松麻の絵画展も同時開催

6月6日(木)から新宿村LIVEで、串田和美主宰「フライングシアター自由劇場」による第二回公演「あの夏至の晩 ホモサピエンスは終わらない夢を見た」が始まる。

8人の俳優たちは皆、夢を見ている。或いは誰かの夢の中に浮遊する。8人の俳優たちは皆、森と呼ばれる夢の時空を彷徨う。8人の俳優たちは皆ピラマスとシスビーの悲恋を演じ、恋をする。

原作は森の妖精たちの戯れが巻き起こす恋の騒動を描いた、ウィリアム・シェイクスピアによる幻想劇「夏の夜の夢」。世界各国で様々な形で上演され、 映画や絵本、ダンスやオペラ、音楽にもなった人気作だ。

これまで同作の演出を三度手がけてきた串田和美。今回は出自の異なる8名の俳優とともに、独特の発想で偉大なる原作の中に入り込み、解体し、見知らぬ、或いはごく身近な人類が共有する”夢”と捉え、21世紀の我々の世界を見据える。

同時開催 平松麻「9人の夢」—演劇と絵による夢の展覧会ー

チラシやポスターなど本公演の宣伝絵画として画家・平松麻による「原石Ⅱ」が起用された。串田和美が平松の展覧会を訪れた際に出会った作品だ。この絵画の持つ「浮遊感」のようなものから、本公演のキーワードともいえる「夢」を連想した串田が、宣伝絵画としてこの作品を用いたいと願い実現に至った。

会場では平松麻「9人の夢」—演劇と絵による夢の展覧会—も同時開催。地下の会場に続く階段の壁面に、平松が公演をイメージして新たに描き下ろした作品を展示する。こちらも上演と合わせてご覧いただきたい。

平松麻 Asa Hiramatsu
1982年、東京生まれ。画家。自身の体内に実在する景色を描く。

公演詳細

公演フライングシアター自由劇場第二回公演
「あの夏至の晩 生き残りのホモサピエンスは終わらない夢を見た」
原作ウィリアム・シェイクスピア 「夏の夜の夢」
翻訳松岡和子
脚色・演出・美術串田和美
出演大空ゆうひ 川上友里 皆本麻帆 小日向星一
串田十二夜 谷山知宏 島地保武 串田和美
日程2024年6月6日(木)-6月12日(水)
会場新宿村 LIVE
〒169-0074 東京都新宿区北新宿 2-1-2 B2階
公式HP
チケット情報
https://www.k-jiyugekijo.com/geshinoban

*東京公演後、下記会場で上演。
・6月21日(金)、22日(土):ルーマニア公演(シビウ国際演劇祭2024正式招聘作品)
・7月5日(金)〜7日(日):松本公演(信毎メディアガーデン)*市内2カ所で展覧会も同時開催