goatとStill House Plantsのダブルヒル公演
実験音楽イベント『MODE』が恵比寿のLIQUIDROOMで開催

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イギリス・ロンドンを拠点とする音楽レーベル兼イベントプロダクション「33-33(サーティスリー・サーティースリー)」と、日本を拠点に実験的なアート/音楽プロジェクトを展開するキュレトリアル・コレクティブ「BLISS(ブリス)」が手掛ける実験音楽イベント『MODE』が、開業30周年を迎える東京・恵比寿のライブハウスLIQUIDROOMで『MODE AT LIQUIDROOM』を開催する。

今年6月に東京で開催された『MODE 2024』では、Bendik Giske(ベンディク・ギスケ)やValentina Magaletti(バレンティーナ・マガレッティ)、Okkyung Lee(オッキュン・リー)などの世界各国で高い評価を受けるアーティストが集結し大きな話題を呼んだ。

『MODE AT LIQUIDROOM』のプログラムには、大阪を拠点に活動する音楽家YPYこと日野浩志郎率いるリズムアンサンブルgoatと、イギリス・グラスコー出身のトリオStill House Plantsが出演。

高度な演奏技法を駆使し、難解なリズムを重ね合わせることで緊張感のある音空間を創り出すgoatと、捉えどころのないメロディとリズムで赴くままにサウンドを展開するStill House Plants。開業30周年を迎えるLIQUIDROOMで、両組の刺激的なパフォーマンスを楽しんでほしい。

MODE AT LIQUIDROOM

公演日時:2024年9月21日(土)17:30開場/18:30開演

チケット料金:前売5,500円[スタンディング]※ZAIKOにて販売中

出演者:goat(ゴート/JP)、Still House Plants(スティル・ハウス・プランツ/UK)

会場:LIQUIDROOM 〒150-0011 東京都渋谷区東3-16-6

出演アーティスト

goat(ゴート/JP)

2013年に日野浩志郎を中心に結成したグループ。元はギター、サックス、ベース、ドラムの4人編成であるが、現在は楽曲によって楽器を持ち替えていく5人編成で活動している。極力楽器の持つ音階を無視し、発音させる際に生じるノイズ、ミュート音などから楽曲を制作。執拗な反復から生まれるトランスと疲労、12音階を外したハーモニクス音からなるメロディのようなものは都会(クラブ)的であると同時に民族的。2023年には3rd albumとなる「Joy in Fear」をNAKIDから発表。

Still House Plants(スティル・ハウス・プランツ/UK)

Still House Plantsは、Jess Hickie-Kallenbach、Finlay Clark、David Kennedyからなるバンド。ボーカル、ギター、ドラムというシンプルな編成ながら、絶えずスタイルを変え、焦点を移し、反復を用いてオリジナルな音楽を作り上げている。最新作「If I Don’t Make It, I Love You」は彼らの3作目となるアルバムであり、これまでのサウンドの集大成となっている。2作目の「Fast Edit」が素早い展開とジャンプカットを特徴としていたのに対し、最新アルバムでは各曲に対するバンドの継続的な取り組みが反映され、音楽に一貫性が生まれ、温かみが増し、多くのリスナーに高く評価されている。