今春、自身のルーツでもあるポーランドを初めて訪れた音楽の伝道師ピーター・バラカン。「SWITCH Vol.37 No.8」掲載のトラベローグ「ポーランド行 近くて遠い国を初めて訪れて」として綴られたその旅の軌跡を辿るダイジェストムービーがこの度公開された。
<制作:アダム・ミツキェヴィッチ・インスティチュート>
関連リンク:ポーランドの文化とアート情報が満載!—— ウェブサイト「Culture.pl/jp」
旅のきっかけはポーランドのミュージシャン、ヤヌシュ・プルシノフスキ。ポーランドの民謡を現代風にアレンジした音楽で活動する彼が主催するフェスティバル「Mazurkas Of The Word」の取材として、図らずも日本とポーランドが国交樹立100周年を迎えた今年、初めて同地を訪れることとなった。
ポーランド人の父親を持ちながら、これまで同地を訪れる機会に恵まれることがなかったピーター・バラカンにとって、ポーランドは“近くて遠い”存在だったという。
映像では、父親の出身地であるポーランドの首都・ワルシャワの美しい街並みや人々の温かさ、彼らが奏でる音楽の豊かさ、そして初めて口にしたポーランド料理の素晴らしさなど、肌で感じたポーランド文化の魅力が色々な視点から語られている。
さらに、ブロードキャスターを志したきっかけ、人生に欠かすことのできない音楽や家族への思いを語るなど、「ブロードキャスター ピーター・バラカン」のルーツにもせまる内容となっている。
ぜひスイッチのトラベローグと併せて、ポーランドへの関心の第一歩として欲しい。