誰か一人でも信じる人間がいるかぎり、本当でない物語などありはしないのだ
オーギー・レンのクリスマス・ストーリー
ポール・オースター
訳 柴田元幸
絵 タダジュン
B6変型 64ページ 2021年10月25日刊行
1990年にポール・オースターがニューヨーク・タイムズ紙に寄稿した短篇小説を、柴田元幸が翻訳、タダジュンが絵を手がけ、一冊の絵本になりました。1995年に公開したウェイン・ワン監督の映画『スモーク』の原作としても愛され続けてきた物語。ブルックリンの街角から生まれた心温まるクリスマス・ストーリーを、この冬、日本の読者へお届けします。大切な人へのクリスマスの贈り物にもおすすめです。
- ポール・オースター
Paul Auster - 1947年生まれ。アメリカの作家。『ガラスの街』『幽霊たち』『鍵のかかった部屋』の「ニューヨーク三部作」のほか、最近の邦訳に『闇の中の男』『インヴィジブル』『サンセット・パーク』(すべて柴田元幸訳)などがある。
- 柴田元幸
Motoyuki Shibata - 1954年生まれ。翻訳家。ポール・オースターをはじめ現代アメリカ文学を中心に翻訳。最近の訳書にマシュー・シャープ『戦時の愛』、バリー・ユアグロー『東京ゴースト・シティ』などがある。現在、文芸誌『MONKEY』の責任編集を務めている。
- タダジュン
Jun Tada - 1971年生まれ。版画家、イラストレーター。作品集『Dear, THUMB BOOK PRESS』、さかたきよことの共著『とるにたらないおとこの話』、阿部大樹『翻訳目錄』の挿絵など、版画の技法を使って書籍や雑誌のイラストレーションを中心に活動。
TOPIC & CONTENTS
◆【Report】タダジュンが描く『オーギー・レンのクリスマス・ストーリー』、訳者・柴田元幸がその創作背景に迫る
◆12月8日(水)〜21日(火)『オーギー・レンのクリスマス・ストーリー』刊行記念 タダジュン原画展@Rainy Day Bookstore & Cafe(終了)
◆11月5日(金)〜28日(日) グループ展「水玉の星の上」タダジュン参加@ブックギャラリーポポタム(終了)
◆11月6日(土)〜21日(日) タダジュン展「冬とインク」@ギャラリーnoir/NOKTA(終了)
◆10月15日(金)〜31日(日) 『翻訳目錄』刊行記念タダジュン原画展@恵文社一乗寺店(終了)
◆10月30日(土) 『MONKEY(英語版)Vol.2 TRAVEL: A MONKEY’S DOZEN』刊行記念オンラインイベント 柴田元幸トーク&朗読会(終了)