FROM EDITORS「鉄線の胸毛」
相撲をはじめて生で見たのは5歳の時、地方巡業が地元近くで行われ、相撲好きの祖母に連れられていった。お寺の石垣の上の境内に土俵が作られ、ぼくたちは下から見上げていた。 祖母のご贔屓は初代の若乃花だった。いつも相撲がはじまる...
相撲をはじめて生で見たのは5歳の時、地方巡業が地元近くで行われ、相撲好きの祖母に連れられていった。お寺の石垣の上の境内に土俵が作られ、ぼくたちは下から見上げていた。 祖母のご贔屓は初代の若乃花だった。いつも相撲がはじまる...
6月15日に刊行された文芸誌『MONKEY』vol.24(特集 イッセー=シェークスピア)は俳優・イッセー尾形と柴田元幸がシェークスピアの四大悲劇の一つである『リア王』にそれぞれ挑んだ特集です。イッセー尾形によるシェーク...
6月15日に刊行された文芸誌『MONKEY』vol.24(特集 イッセー=シェークスピア)は俳優・イッセー尾形と柴田元幸がシェークスピアの四大悲劇の一つである『リア王』にそれぞれ挑んだ特集です。イッセー尾形によるシェーク...
操上和美85歳。広告からドキュメントまで、縦横無尽に写真の世界を渡る巨匠。SWITCHとのはじまりは1988年のキース・リチャーズ独占特集だった。以来、操上和美とSWITCHの物語は現在まで持続してここにある。操上和美の人の軌跡を物語る写真の魅力とは何か。SWITCH創刊36年目の今、満を持して写真家・操上和美を90ページにわたり特集します。
音楽家レイ・ハラカミの没後10年を迎えた今年、日本科学未来館はハラカミが作中音楽を手がけたプラネタリウム作品「暗やみの色」(2005)を約1カ月間にわたってリバイバル上映した。この科学と芸術の融合による新たな世界観の獲得を目指した特別プログラムの再上映を記念して開催された原田、谷川(オンライン参加)、そして企画・プロデュースを担当した森田菜絵によるトークイベントの一部をレポートする。
音楽家レイ・ハラカミの没後10年を迎えた今年、日本科学未来館はハラカミが作中音楽を手がけたプラネタリウム作品「暗やみの色」(2005)を約1カ月間にわたってリバイバル上映した。この科学と芸術の融合による新たな世界観の獲得を目指した特別プログラムの再上映を記念して開催された原田、谷川(オンライン参加)、そして企画・プロデュースを担当した森田菜絵によるトークイベントの一部をレポートする。
広告写真からドキュメントまで写真界を縦横無尽に渡ってきた操上和美、現在85歳。操上和美にSWITCHが最初のアサインメントを提案したのは1988年のこと。ザ・ローリング・ストーンズのキース・リチャーズの撮りおろしの依頼だった——。操上和美とSWITCHの物語は2021年の現在まで持続している。 最新の木村拓哉撮りおろし写真も含めて写真家の髄を特集する。
毎月、MONKEY編集長・柴田元幸がまだ翻訳のされていない海外文学の中から、選りすぐりの作品をご紹介します。まだ見ぬ文学の世界を、抜粋の翻訳とともにご堪能ください。新刊情報やイベント出演情報なども掲載しています。