コム デ ギャルソン川久保玲が手がけた伝説的ファニチャー・カタログ全70ページを誌上復刻。「SWITCH」11月号(10月20日発売)

2022年10月20日発売の雑誌「SWITCH」は「越境するデザイン」と題した、96ページにわたる秋の「デザイン」特集。表紙巻頭は俳優・役所広司。写真家・操上和美、スタイリスト・北村道子とともにつくるファッションストーリーです。

さまざまな制約が増えているコロナ禍以降の社会を受け入れた上で、あたらしい暮らしを提案し、次の時代のスタンダードをつくる、魅力的でポジティブなデザイン。インテリア・プロダクト・空間・建築・ファッションなど、さまざまなジャンルを越境し、地域や時代をも超越してゆくデザインの真価に触れる特集です。

川久保玲が手がけた「コム デ ギャルソン・ファニチャー」。1990年制作の伝説的カタログを誌上復刻

1983年に発表を開始し、1990年代初頭まで展開されたコム デ ギャルソン・ファニチャーの伝説的カタログ。デザイナー川久保玲の審美眼が反映された独創的なデザインの椅子やテーブルを中心に全28点収録。現代のデザインに大きなヒントを与え続ける1990年制作のカタログ全70ページを誌上復刻します。

ヴァージル・アブロー回顧展 “Figures of Speech” 現地完全レポート

オフ・ホワイトやルイ・ヴィトンのクリエイティブ・ディレクターとしてファッション界を席巻した故ヴァージル・アブローは、建築・インテリア・プロダクトなど、幅広いジャンルのデザインを再定義する仕事を数多く遺した。ブルックリンミュージアムで開催中の回顧展「Virgil Abloh “Figures of Speech”」を通じて、その業績を振りかえる。

ロナン・ブルレック独占インタビュー[パリと日本をつなぐ]

世界中のインテリアデザインとの協業を通じて、現代において最も注目を集めるデザイナーチームとなったフランス人の兄弟、ロナン&エルワン・ブルレック。彼らが今年手がけた2つの日本発ブランド「KOYORI」「TAJIMI CUSTOM TILES」とのコラボレーションについて、ロナン・ブルレックに話を訊く。

ミナ ペルホネン皆川明が語る北欧デザイン

ファッションのみならず、家具・テーブルウェア・アートピースなど、暮らしを彩る北欧デザインを長年収集してきたミナ ペルホネンのデザイナー皆川明。プライベートコレクションをもとに、敬愛するデザイナーたちの仕事をあらためて独自の視点で紐解き、北欧デザインとの向き合い方をアップデートする。

河原シンスケインタビュー[清冽な風景を日本海にもとめる]

現代アーティスト・河原シンスケが京都・天橋立に手がけた新アトリエ独占取材。撮影は写真家・操上和美。

THE TOKYO TOILET

渋谷区の公共トイレ17カ所を、性別、年齢、障害を問わず、誰もが快適に使用できるユニバーサルなトイレに生まれ変わらせるプロジェクト「THE TOKYO TOILET」。その全貌を森山大道撮影の写真とともに、クリエイター陣のインタビューから解き明かす。

全96ページにわたり、「デザイン」の真価を見つめる特集です。ご期待ください。