楽しみにしていたドラマの放送時間に合わせて仕事を終え、テレビをつける。1日の中の至福の時間だ。好きな時間に好きな作品を楽しめるようになった今も、その時間が至福であることに変わりはない。そんなドラマの時間をおいしく彩ってくれるBOSSカフェベースの楽しみ方を、藤井隆に訊いた
TEXT: SATO CHIHO
STYLING: OKUDA HIROKO
ILLUSTRATION: FUJITA SHO
記憶に残る、ドラマに映る“今”
芸人として活躍するのみならず、俳優としても様々なドラマに出演し、視聴者を楽しませている藤井隆。そんな彼自身も幼い頃から視聴者としてドラマを楽しんできた。なかでも幼少期から親しんだのが海外ドラマ。『大草原の小さな家』や『俺がハマーだ!』、『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』など、各時代を代表する作品をテレビに夢中になり、10代後半には衛星放送でも海外ドラマに浸るようになった。
「ポーラ・アブドゥルのコンサートに行った時、WOWOWのチラシをもらったんです。ポーラのコンサートが放送されると知り、自分名義で加入しました。で、いざ観てみたら『ツイン・ピークス』『X-ファイル』など当時世界的に大ヒットしていた作品もいち早く放送されていて、しっかりハマりました。今でも覚えています、実家のベランダに置かれたパラボラアンテナを。僕が家におらへん間も健気にあいつは番組を受信し続けているのだと思ったら本当に可愛くてね。僕の中では弟みたいなものでした(笑)。それにしても、お陰様で世代的に僕は全部経験できているんですよね。最初はテレビ、レンタルビデオときて、衛星放送、今ではDVDボックスを買ったり、配信で海外ドラマを満喫できている。海外ドラマファンとしていい時代に生まれたと思います」
もちろん、日本のテレビドラマもひと通り観てきている。なかでも印象深いのが、名脚本家・山田太一書き下ろしのドラマ『想い出づくり。』だ。
「社会に出て2、3年目の女性たちが主人公で、当時小学四年だった僕が共感できるような話ではないんです。じゃあ何が好きだったかと言うと、多分僕はあのドラマで東京の暮らしや風景を観ていたと思うんです。大人になってDVDボックスを手に入れ、観返してみたら、鮮明に覚えている場面がまさにそういうもので。例えば古手川祐子さんが演じる主人公のひとりは小田急ロマンスカーの中で働く接客係という設定ですが、彼女がロマンスカーの中で氷を砕くところとか、当時の小田急新宿駅の構内を颯爽と歩く姿とか、そういう場面を覚えていて自分でも驚きました。ちなみに大人になって新宿駅の小田急ロマンスカーの乗り場に初めて行った時には『ああっ』と思わず息をのみました(笑)。どこかの街中を歩いている時に思わず息をのむような瞬間をくれる。いいドラマってそういうものですよね。初めてニューヨークに行った時も『ああっ』っと高揚する瞬間がいっぱいあって。それは『フレンズ』を観ていたお陰です」
最近もよくドラマは観ている。主演女優の魅力で観ているという『恋する母たち』や『共演NG』などの民放ドラマのほか、現代の家族を映した『モダン・ファミリー』をひとりで観て様々な感情を噛み締めたり、Netflixの大ヒットシリーズ『ストレンジャー・シングス』を一気見したりと、海外ドラマもチェック。さらに、最近観て感銘を受けたというのが、Netflixオリジナルシリーズ『ベビー・シッターズ・クラブ』だ。
「すごくいいハートを持った中学生の女の子たちが何かを乗り越えようとする姿は、国も違えば世代も違いますが、グッとくるものがありました。現代はきっと窮屈な場面も多いんだろうなぁと思います。またコロナのことがあって本当に辛い思いをされている方々がたくさんいるわけです。これだけ状況が悪くなっている中でも、子どもたちにはやっぱり未来しかないんだと。このドラマを観てそう再確認しました」
『ベビー・シッターズ・クラブ』がそうであるように、タイムラグが少ないからこそ“今”を映し出すのがドラマ。それは観る側の醍醐味であり、作り手側の信念でもあると思っている。
「現代ドラマを作られている方は『時代を切り取るんだ』と必死に頑張っている。そういう方たちが作った“今”が生々しく映るドラマで人の人生を覗き見しているような感覚を味わいつつ、自分も少し影響される。そういうのもまたドラマの魅力なんでしょうね」
目が離せない時こそ手軽に一杯
今年の春から藤井は妻の乙葉と夫婦揃ってBOSS カフェベースのブランドキャラクターを務めている。当初は定番の「無糖」や「甘さ控えめ」を水や牛乳、豆乳で割ってアイスで楽しんでいたが、秋の商品リニューアル以降はホットで飲むことが増えたという。
「『お湯で割っていいんや!』と衝撃を受けました。最近はよく『無糖』をお湯で割ってブラックコーヒーを楽しんでいます。ちなみに開封した商品は冷蔵するよう最初にスタッフさんに教えてもらったんですが、冬にホットで飲みたいのに冷蔵庫に入れるって少し抵抗ないですか? でもご安心ください。ホットでも飲めると気付いたら冷蔵庫に入れる暇もなく、なくなりますから。で、すぐになくなるから大きいのを作ってくれたらいいのにって思うでしょう? ところが商品開発秘話を聞くと、冷蔵庫で幅を取らないように小さめサイズにしたということなんだそうです。知ってしまったからには大きくして欲しいとは言いません! なのでBOSS カフェベースが無くなって困らないように常に買い置きしてあります(笑)」
そもそも根っからのコーヒー党。自宅でドラマを楽しむ時にお供にするのも、もっぱらコーヒーだ。
「最近はNetflixなどでドラマを観ることが増えてきて。多くの方がご存じだと思いますが、各話の最後に必ず息をのむ展開がある上、エンドロールをスキップして即次の話に行くでしょう? 一気見するのが当たり前になり、トイレ我慢して次が観たい! と(笑)。そういう状況でドリップコーヒーを淹れている時間が惜しくなりました。そこで! BOSS カフェベースならお湯で割るだけで気軽にドリップ気分を味わえる。それも本当に美味しい一杯を。BOSS カフェベースはドラマを観る時にぴったりだなって思いますね」
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【HOW TO DRINK】カフェベースの楽しみ方
カフェベースは、BOSSのこだわり抜いた豆を5倍濃縮した濃いエスプレッソ。カフェラテが飲みたいときには牛乳で、ブラックコーヒーを飲みたいときには水やお湯で割るだけで、おいしいカフェドリンクが完成する。おすすめの割合は1:4だが、好みの濃さにアレンジしてOK。これからの冬、カフェベースはホットにしても楽しめるのがポイント。カフェベースを入れたマグカップにお湯を注げば、あっという間に香り高いブラックコーヒーの完成だ。カフェラテは、耐熱性のマグカップにカフェベースと牛乳を入れ、電子レンジでチンするだけ。170mlあたり600wで1分20秒の加熱を目安に、65℃前後の温度がオススメだ。ヤケドにはご注意を。温めすぎると吹きこぼれる可能性があり、レンジの種類や量に合わせて調整してほしい。ペットボトルのまま温めるのも厳禁。ドラマを観ながら片手間にアイスやホットのカフェドリンクが作れるカフェベースは、ドラマのお供にもってこいである。
【LINE UP】秋冬バージョンのカフェベース誕生
BOSS独自の厳選エスプレッソ原料がブレンドされたカフェベースは、牛乳や水で割った後にも雑味なくコーヒーのキレや香ばしさがしっかり残り、コーヒーラバーたちから愛されている。「無糖」、「甘さ控えめ」、「焦がしキャラメル」、「贅沢カフェインレス」、そして紅茶ラバーには「紅茶ラテ」。この豊富なラインナップもその魅力の一つだ。冷蔵庫やエコバッグにすっきり収まるスリムさにも関わらず、1本で約10杯分もつくれるのも嬉しい。そんなカフェベースの中でも人気な「無糖」と「甘さ控えめ」が、秋冬仕様にパワーアップ。ホットにしてもアイスと変わらぬ香りの高さを実現した。コーヒーの香り立つドラマ時間をカフェベースで手に入れよう!
お問い合わせ:サントリーお客様センター