ハムレット、マクベス、
ロミオとジュリエット——
名作戯曲の数々をモチーフに、
新たに紡がれた10篇の物語



イッセー尾形
『シェークスピア・カバーズ』
四六判上製 448ページ 3,520円(税込)
2021年9月20日発売

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確かにシェークスピアのカバーではありますが、あまりそれを気にせず読んでみてください。たかがカバーされどカバー、みたいになれば嬉しいです。

——イッセー尾形



Illustration: Issey Ogata
俳優・イッセー尾形による
シェークスピアの戯曲を題材にした10篇の物語が、一冊の本になりました。
文芸誌『MONKEY』に掲載された9作品に加え、書き下ろし作品も収録。
装画や挿絵もすべてイッセー尾形が手がけました。

原作の脇役たちを主人公に据えたスピンオフ作品や後日譚、
近現代のロシアやドイツを舞台に“劇中劇”としてシェークスピア作品を用いた物語、
シェークスピア作品のエッセンスを軸に新たに構想されたオリジナルストーリーなど、
バラエティ豊かな視点からシェークスピアを捉え直します。

巻末には『MONKEY』責任編集・柴田元幸による「解説」も収録されています。
Photography: Goto Takehiro

イッセー尾形(いっせー おがた)
1952年生まれ。俳優。1971年演劇活動を始める。一人芝居の舞台をはじめ、映画、ドラマ、ラジオ、ナレーションなどに幅広く活躍。紙芝居や指人形劇の制作、上演も行なう。著書に『消える男』、『言い忘れてさようなら』など。




Special Contents
刊行記念特別対談
イッセー尾形×松岡和子

Photography: Goto Takehiro

『シェークスピア・カバーズ』を上梓したイッセー尾形と
シェイクスピア全37作品を完訳した翻訳家の松岡和子による
特別対談をWEBにて公開!

❇︎

シェイクスピア劇という種にイッセー尾形の妄想と創造の慈雨が降りそそぐと、
どんな途方もない樹が育ち、どんな異色の花が咲くか。ここにそんな実りがある。

——松岡和子(翻訳家)




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