5月20日発売の「SWITCH」は映画『怪物』を特集します。表紙巻頭は安藤サクラ。永山瑛太撮り下ろし&インタビューに加え、是枝裕和が初タッグとなった坂元裕二との共同作業、今作のキャストについて語るとともに、“特に思い入れの強い”坂元裕二ドラマ5選を語り尽くす合計1万3千字に及ぶ特別ロングインタビューを掲載。
表紙巻頭:安藤サクラ
映画『怪物』の出演オファーを受けた時のことを「正直、怯んでしまった」と安藤サクラは振り返る。しかし、不安は杞憂に終わった——本作への出演に到るまでの過程と、撮影現場での時間を真摯に語るインタビューを掲載。まるで今にも物語が動き出しそうな、多彩な表情を見せるフォトストーリーにもご注目ください。
永山瑛太撮り下ろしフォト&インタビュー
坂元裕二脚本の作品で常に重要な役割を果たしてきた永山瑛太が、初参加の是枝組で実感した“二人の作り手のすごみ”を語る撮り下ろし&インタビュー。さらに物語の軸となる二人の少年を演じ切った若き俳優、黒川想矢、柊木陽太に訊いた演じることの手応えとは。映画『怪物』の企画・プロデュースを務めた川村元気と山田兼司のインタビューも。
是枝裕和ロングインタビュー
『万引き家族』から5年。フランス、韓国と国外で続けて2作品を撮った是枝裕和が、久しぶりに日本を舞台に映画を撮った。タイトルは『怪物』。初タッグとなった脚本家・坂本裕二からそのプロットが届いたのは、2018年12月のことだった――。制作時の坂元裕二とのやり取りや、今作のキャスト陣との仕事、現場での撮影の詳細について語るインタビューを掲載。
是枝裕和、坂元裕二ドラマを語る
『怪物』での共同作業が実現する以前、是枝は「脚本家・坂元裕二」の仕事をどう見てきたのか――“羨望と畏敬の念”を抱いてきたというその手腕について、『それでも、生きてゆく』『Woman』など特に好きなテレビドラマ5作品を挙げてもらい、その魅力を語ってもらった。
岡田准一+綾野剛『最後まで行く』
エンターテインメントの可能性を追求した映画『最後まで行く』に込めた役者たちの思いとは。岡田准一と綾野剛の撮り下ろしフォト&インタビューを掲載。
高橋一生『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』
映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』公開を機に、その主演俳優がシリーズの“勝因”を語る。さらに演出家・渡辺一貴が語る、原作へのリスペクトを払いながら、適切な表現を模索し続けてきた胸の内とは。
生田斗真『渇水』
葛藤する一人の水道局員を演じた映画『渇水』。主演俳優生田斗真の撮り下ろしフォト&インタビューを掲載。さらに白石和彌が初プロデュースを務めた理由を語る。
特集:『怪物』が描くもの
1,100円(税込)