2022年6月に発表された、スマートデバイスメーカー「OPPO(オッポ)」の最新スマホ「OPPO Reno7A」。様々な新しい機能を追い求めているスマートフォン市場において、OPPOが「OPPO Reno7A」を開発するにあたって掲げたのは「ときめき、長持ち。」というテーマだった。1日24時間、365日、私たちと共にあるスマートフォンだからこそ、ユーザーにとっての“相棒(バディ)”のような存在でありたい。そんな願いを込めた「OPPO Reno7A」を、今最も大きな注目を集める俳優のひとりである磯村勇斗に体験してもらった。磯村のライフスタイル、俳優としての姿勢は「OPPO Reno7A」の在り方とどう共鳴したのか
STYLING: SAITO RYOSUKE
HAIR & MAKE-UP: SATO TOMOKATSU
俳優の在り方
数々の映画、ドラマ作品に出演している磯村勇斗。彼が映像表現の道に進みたいと考えたのは十代の時に体験したある出来事がきっかけだった。
「中学生の頃に友達と一緒に映画を作っていて、その作品を全校生徒の前で上映する機会をいただいたんです。上映後に起きた拍手の音を聞いた瞬間に、『この仕事をやりたい』と思って。だから最初はどちらかというと監督をやりたいなと思っていたのですが、紆余曲折を経て、まずは俳優として活動することを目指すようになりました」
2019年半ばから様々な作品への出演を重ねてきた磯村。そんな彼にとってひとつのターニングポイントとなったのが、サウナを題材にしたドラマ『サ道』(2019、2021)だった。
「昔から父に連れられてサウナに行く機会はありましたが、正直、あまり良いイメージがなかったんです。ですが『サ道』の撮影に臨むにあたり、サウナで“ととのう”ということをしっかり理解しなければいけないと思い、あらためてサウナを体験し、その上で撮影に入っていったのですが、そこでサウナの魅力にハマりました。サウナは“心の整体”と呼ばれているぐらい、心身共にリセットできる—— それが“ととのう”ということなのですが、それは一度味わってしまうと何物にも代え難い感覚で。それに僕がやっている俳優という仕事は不安定な職業でもあるので、行き詰まった時や新しい作品に入るタイミングなどでサウナに入ることで、気持ちを切り替えることもできるんです。サウナとの出会いがなければ、俳優として自分がここまでやってこられなかったんじゃないか、そんなふうに思うぐらい僕にとっては大切なものになっています」
そしてもうひとつ、磯村にとって大切な作品が、映画『ヤクザと家族 The Family』(2021)だ。
「『ヤクザと家族 The Family』を通して、自分の中で芝居に対する意識が変化したと思います。映画の撮影現場において、自分自身がどう存在するべきか、ということを学びました。映画はひとりでは作れない。監督、俳優、カメラマン、衣装、ヘアメイク……それぞれの役割を持った人たちが一緒にひとつの作品を作っていく。だから自分は自分の役割を全うし、周りの人たちへの感謝を忘れない。その意識がより一層強くなったと思います」
様々な作品、様々な人との出会いを通して着実にステップアップしてきた磯村は、今年7月公開の映画『ビリーバーズ』で長編作品初主演を務めることとなった。
「僕は板の上に立てば演者は全員同じだと思っているので、主演だからこれまでとは気持ちが違ったということはありませんでした。ただ、『ビリーバーズ』は身体を張る過激なシーンも多い作品だったので、ハラスメントに対するケアや撮影現場の労働環境などについては、主演だからこそ率先して意見を出し、少しでもみんながより良い環境で映画作りに臨めるようにしたいという気持ちがありました」
日本映画をより良いものにしたい。その気持ちは先日、映画『PLAN 75』で出席したカンヌ国際映画祭を体験したことで、より強くなった。
「カンヌには世界中の映画好きが集まっていて、誰もが映画を愛していることが伝わってきたし、だからこそ作品を厳しい目でも観ている。そんな刺激的な空気に触れたことで、またここに戻ってきたい、もっと日本の映画作品を世界に知ってもらいたいという気持ちが大きくなりましたね」
相棒と歩む道
忙しい日々の中でも、自身のSNSから情報を発信し、動画や音楽を楽しむためにもスマートフォンは欠かせないツールだという磯村に、OPPO Reno7Aを手にして感じたことを訊いた。
「まず感じたのはそのスリムさです。薄いので手へのフィット感も良かったですし、横幅も長すぎないので、片手で持って親指で操作する時もスムーズでした。それから軽くて持ちやすいデザインなのでノンストレスで長時間映像を観ていられました。あと驚いたのは、カメラ機能の中にすでに加工アプリが入っていて、自撮りしてみるとすぐに小顔になったことでした(笑)」
OPPOは新しいスマートフォンを開発する際には徹底的にユーザーからの声を取り入れている。カメラの加工アプリを搭載していることもそのひとつ。さらに、磯村が長時間にわたってノンストレスで映像を楽しめたのはフォルムだけでなく、強力なバッテリーが搭載されているから。「バッテリーが長持ちするようにして欲しい。だけど、できるだけ軽くてコンパクトなデザインがいい」そうしたユーザーの声に耳を傾けることで、より長く使える“相棒”のようなスマートフォンを届けたいとOPPOは考えている。それが、OPPOが提示する新しい「サステナビリティ」の形なのだ。
「スマホって大体2、3年で新しいものに替えていくのが普通だし、実際自分もそうしていました。でもよく考えると、毎日肌身離さず持ち歩くもので、機械とはいえ自分のことをよく知っている存在なんですよね。だからできるだけ長く使いたいと思うし、サステナビリティということが言われる現代において、OPPOの考え方は重要なものだと思います。サウナにもサステナビリティの側面があって。今は最先端の施設がたくさんありますけど、中には、地元にある木材や石を活用してサウナをDIYしている人たちもいる。そういう取り組みは未来のためにも必要なことだと思うんです」
さらに磯村は続ける。
「先ほど映画はひとりでは作れないとお話しましたが、それはつまり、現場にいる様々な人たちと寄り添うことで信頼関係を築き、より良い作品を作っていくということなんですよね」
しかし、全ての人たちの意見を取り入れようとすれば自分が流されてしまう可能性もある。だからそのバランスを取るのは難しいことだとも磯村は言う。そんな時に彼の助けとなる相棒がいる。
「芝居を生業にしているからなのかもしれませんが、自分の中に俯瞰して冷静に物事を見極めるもうひとりの自分がいるような気がしていて。それが僕にとっての相棒なのかもしれないです。役に入り込んで自己中心的になってしまいそうになる自分を客観的に捉えてバランスを取ってくれるというか」
いつも隣で自分のことを見てくれ、助けてくれる相棒。OPPOが目指すスマートフォンの理想の在り方も、そのようなものなのかもしれない。最後に磯村が今思い描いている未来について訊ねた。
「俳優は役との出会いによって日々、自分自身も変化していくもので。だからこれからもひとつひとつの出会いを大切にしていきたいと思います。それから今の時代は俳優業だけを突き詰めていくよりも、マルチな活動ができたほうがいいと思っていて。それが監督業なのか脚本なのかはわかりませんが、常に視野を広く持ち、様々なことに挑戦していきたい。そうした経験を経ることでまた違った角度から俳優というものを捉えることもできると思っています」
磯村勇斗 1992年静岡生まれ。2014年から俳優としての活動を本格的に開始。映画、ドラマ、舞台と様々なフィールドで活動。2021年公開の映画『ヤクザと家族 The Family』『劇場版 きのう何食べた?』で第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。現在、第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され、カメラ・ドールの特別表彰を受けた『PLAN 75』が公開中。7/8からは主演映画『ビリーバーズ』が公開される
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