宮古島で脈々と歌い継がれる民謡・古謡を、新たなかたちで現代へと伝えるユニット「Miuni」によるスペシャルライブを開催します。
三線が宮古島に伝わる約300年前、宮古島の悠久の自然と、島の人々の生活は「唄」で伝えられていった。宮古島に與那城美和という唄者がいる。彼女が率いるユニット「Miuni」は「御舟」と書き宮古島の言葉で舟を表す。メンバーは宮古にルーツを持ち、宮古島の民謡大会「なりやまあやぐまつり」初代チャンピオンの川満七重、そして宮古島市出身であり、ファンクジャムバンド「Black Wax」のメンバーでもあるキーボード奏者・池村綾野、サックス奏者・池村真理野の姉妹によって構成される。
與那城、川満が唄う今にも宮古の自然が目に浮かぶような唄三線に、世界中の音楽に触れた池村姉妹のキーボード&サックスが加わる。そのアレンジの過程を、宮古上布に例え「唄を織る」と彼女たちは言う。
未知なる音楽体験へ。ファーストアルバム『miuni』のリリースを6月に控える「Miuni」が織りなす宮古民謡・古謡の新たな魅力をぜひご体感下さい。
日程 | 2023年6月23日(金) 18:30 OPEN 19:00 START |
会場 | Rainy Day Bookstore & Cafe 東京都港区西麻布2-21-28 スイッチ・パブリッシングB1F |
出演者 | 與那城美和(唄、三線) 川満七重(唄、三線) 池村綾野(キーボード、Pf) 池村真理野(Sax) |
参加費 | ADV:3,500円/DOOR:4,000円*定員40名限定 |
申込方法 | タイトルを「【6/23 ミウニライブ】」とし、氏名・年齢・電話番号・参加人数を下記アドレス宛にお送りください。 追って、こちらからご連絡いたします。 saito@switch-pub.co.jp *受付は定員に達し次第終了となります |
TEL | 03-5485-2100 |
プロフィール
◎與那城 美和(唄、三線)
宮古島市出身。幼少期から母の影響で唄・三線、宮古舞踊に親しむ。現在は島内のこどもえんでアーグアスピ(歌あそび)、島唄居酒屋で宮古民謡ライブを行っている。島外でも宮古の民謡や古謡の世界を広げるべく活動中。’95年、琉球古典音楽野村流伝統音楽協会 与那覇寛仁研究所入門。’08年、琉球古典芸能コンクール最高賞。’09年、琉球古典音楽野村流伝統音楽協会教師免許取得。’13年、CD『宮古島を唄う』発表。’17年、ベーシストの松永誠剛氏とのDuoによる『Myahk Song Book-Longing』発表。’18年、『Myahk Song Book- IMA』発表。’19年、『IMA Song lines』ポーランド公演。’19年、沖縄県文化協会奨励賞受賞。’20年、音楽朗読劇「島へ ニコライ・ネフスキー 人生の旅」ウラジオストク公演に出演。
◎川満 七重(唄、三線)
大阪で育つ。祖父が宮古島・狩俣出身であることがわかりルーツをたどるべく’05年宮古島へ移住。宮古民謡保存協会 顧問 平良重信氏に師事。’06年宮古民謡の代表曲の一つ「なりやまあやぐ」の第1回大会に出場しグランプリ受賞。島内外での演奏活動を行う。民謡と織物の世界に繋がりを感じ’14年より宮古島市伝統工芸センターにて宮古上布後継者育成事業研修生として染織を学ぶ。
◎池村綾野(Key)
宮古島市出身。関西でのハウスバンド活動後、Funk Jam Band Black Wax に加入。久保田麻琴プロデュースで4枚のアルバムをリリースする。他、地元歌手のサポート、ホテルラウンジでのソロピアノ演奏、ブラジル音楽の巨匠ダミアオンゴメスデソウザとのユニットなど。
◎池村真理野 (Sax)
’09年より関西地方のライブハウスを中心に研鑽を積む。’12年、宮古島を拠点に活動するFunk Jam Band Black Wax に加入。久保田麻琴プロデュースで4枚のアルバムをリリースする。数々のミュージシャンのサポート、レコーディングに参加し、様々なジャンルを演奏する。宮古古謡の研究も行っている。現在、浜田真理子とのユニットや、ピアニスト、民族楽器奏者歌島昌智との活動で島根県と東京を拠点に活動中。