写真家・野村佐紀子、故郷下関で開催する初の大規模個展「海」

写真家・野村佐紀子による個展「海」が、2022年2月11日(金・祝)より下関市立美術館で開催される。

57-090367
umi_04v2
umi_05v2
umi_07
umi_10
umi_12
umi_14
umi_17
UMI0021v2
UMI024
previous arrow
next arrow
57-090367
umi_04v2
umi_05v2
umi_07
umi_10
umi_12
umi_14
umi_17
UMI0021v2
UMI024
previous arrow
next arrow

Photography by Nomura Sakiko

野村は1967年に山口県下関市の生まれ。九州産業大学芸術学部写真学科を卒業したのち、91年より荒木経惟に師事。主に男性の裸体を中心とした湿度のある独特な作品世界を探求し続け、93年より東京を中心に国内外で精力的に個展や、グループ展を行ってきた。

本展はそんな野村が故郷の下関で開催する、初の大規模個展となる。初期から現在までの代表作をはじめ、男性ヌードや近年精力的に取り組む供花の新作、そのほか下関で撮影した未発表作品を含む約150点展示する。

会期中は本展のゲストキュレーターを務める藤木洋介や、芥川賞作家・田中慎弥と野村によるトークイベントを開催。また、同展の開催に合わせ新作写真集『海 – 1967 2022 下関 東京』(リトルモア)も発売される。

海に面した街、下関市綾羅木で育った野村は、幼少の頃より夕日を眺めては「美しいものが一番悲しい」と感じていたという。その現在の野村の眼差しへと繋がる感性を育んだ下関の地で、写真家としての約30年の軌跡を辿ってみてはいかがだろうか。

展覧会 野村佐紀子写真展「海」
期間 2022年2月11日(金・祝)-3月27日(日)
9時30分-17時 *入館は午後4時30分まで
休館日 月曜日(祝日の3月21日は開館)
会場 下関市立美術館
山口県下関市長府黒門東町1-1
Tel.083-245-4131
観覧料 一般 1,200円(960円)/大学生 960円(760円)
※ ()内は20名以上の団体料金
※ 18歳以下の方、高等学校、中等教育学校、特別支援学校に在学の生徒は無料。下関市内在住の65歳以上の方は半額。いずれも公的な証明書をご提示ください。
備考 野村佐紀子 写真展「海」 特設ページ
公式インスタグラム
野村佐紀子インスタグラム