池澤夏樹

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二隻の対話の物語『対馬丸とボーフィン』

作家・池澤夏樹と画家・黒田征太郎が戦争と平和を伝える絵本の3作目が生まれた。タイトルは『対馬丸とボーフィン』。1944年8月22日、沖縄から九州に疎開する800人以上の学童を乗せた貨物船「対馬丸」がアメリカの潜水艦「ボーフィン」の魚雷攻撃に遭い撃沈した「対馬丸事件」を題材にした絵本だ。池澤は沖縄とハワイの取材を重ね、それぞれの船の視点から言葉を紡いだ。そして黒田は船の上で、来る日も来る日も波を描いていった。

Coyote

日本を代表する自然写真家・高砂淳二の38年にわたるキャリアを辿り、代表作や独自の写真術から自然写真の本質を探究する(Coyote No.79/3月15日発売)

3月15日発売のCoyoteは、自然写真家の高砂淳二を特集します。昨年自然写真界で最高峰と言われる「Wildlife Photographer Of The Year」の自然芸術部門の最優秀賞を日本人で初めて受賞した、独自の写真術へと迫ります。

Coyote

レジェンドサーファー ジェリー・ロペスを大特集! サーフィンとヨガに生涯を捧げてきた男の素顔に迫る(Coyote No.78/11月15日発売)

「サーフィンの神様」とまで呼ばれ、今なお多くのサーファーたちに影響を与えているレジェンドサーファー ジェリー・ロペス。その伝説を振り返るとともに、74歳となる今もサーファー、そしてヨギとして現役を貫くその生き様を、1万字に及ぶドキュメントで紐解きます。

Coyote

戦争と平和を伝えるために生み出された絵本に込められた願い、次世代の子供たちへの思いを探る(Coyote No.77/7月15日発売)

7月15日(金)、「Coyote No.77 特集 絵本の中の『せんそう』」が発売となります。今号では広島に現存する被爆建物「旧陸軍被服支廠」をテーマに、作家の池澤夏樹と画家の黒田征太郎が描いた絵本『旅のネコと神社のクスノキ』と連動をしながら、戦争と平和を絵本という視点から改めて考えます。

Coyote

沖縄の多様な文化と人々が育んできた生きる知恵を見つめる1冊(Coyote No.76 沖縄の夢 3月15日発売)

3月15日発売のCoyote No.76は「沖縄の夢」と題して、今年5月15日に本土復帰50周年を迎える沖縄を特集します。今号ではそんな沖縄の人たちの暮らしに焦点を当て、沖縄が誇る伝統工芸「芭蕉布」をはじめとする衣・食・住の視点から改めて沖縄の魅力に迫りました。