二隻の対話の物語『対馬丸とボーフィン』
作家・池澤夏樹と画家・黒田征太郎が戦争と平和を伝える絵本の3作目が生まれた。タイトルは『対馬丸とボーフィン』。1944年8月22日、沖縄から九州に疎開する800人以上の学童を乗せた貨物船「対馬丸」がアメリカの潜水艦「ボーフィン」の魚雷攻撃に遭い撃沈した「対馬丸事件」を題材にした絵本だ。池澤は沖縄とハワイの取材を重ね、それぞれの船の視点から言葉を紡いだ。そして黒田は船の上で、来る日も来る日も波を描いていった。
作家・池澤夏樹と画家・黒田征太郎が戦争と平和を伝える絵本の3作目が生まれた。タイトルは『対馬丸とボーフィン』。1944年8月22日、沖縄から九州に疎開する800人以上の学童を乗せた貨物船「対馬丸」がアメリカの潜水艦「ボーフィン」の魚雷攻撃に遭い撃沈した「対馬丸事件」を題材にした絵本だ。池澤は沖縄とハワイの取材を重ね、それぞれの船の視点から言葉を紡いだ。そして黒田は船の上で、来る日も来る日も波を描いていった。
8月1日にスイッチ・パブリッシングから絵本『対馬丸とボーフィン』 (文・池澤夏樹/絵・黒田征太郎)が発売。 事件から 80 年を迎える「対馬丸事件」をテーマにした戦争と平和を伝える絵本シリーズ第3弾です。
この数年、黒田征太郎と旅をすることが多い。池澤夏樹との絵本で広島と沖縄を歩いた。かつて黒田が盟友とした亡き中上健次との足跡をたどり、ソウルに飛んだ。1980年代のはじめ中上はソウルで暮らし、見て聞いて出会い感じたことをい...
黒田征太郎・黒田泰蔵作品集『White Album』展を、「1冊の本を売る書店」として知られる銀座の森岡書店にて3月1日(金)より開催します。
会期:3月1日(金)-3月10日(日)
黒田征太郎×新井敏記トークイベント:3月3日(日) 14時30分~
7月15日発売のCoyote No.80は、今年創業50周年を迎えた世界的なアウトドアメーカー「パタゴニア」を、10年ぶりに特集。企業理念から製品開発までの全容を明らかにするとともに、次の50年に向けた眼差しにまで迫る“50年目のパタゴニア・ガイド”とも呼べる1冊です。
池澤夏樹と黒田征太郎による、沖縄のガマ(洞窟)をテーマとした、暗い洞窟の中で命を落とした人々の悲しみを、一人の少年の視線を通して伝える絵本『ヤギと少年、洞窟の中へ』が誕生。本書の刊行を記念して、沖縄でトークイベントを行います。
「サーフィンの神様」とまで呼ばれ、今なお多くのサーファーたちに影響を与えているレジェンドサーファー ジェリー・ロペス。その伝説を振り返るとともに、74歳となる今もサーファー、そしてヨギとして現役を貫くその生き様を、1万字に及ぶドキュメントで紐解きます。
松永誠剛というコントラバス奏者がいる。今から4年前、宮古島で行われた與那城美和という宮古島の唄者と、松永の共演ライブを見る機会があった。舞踊家だった母の影響で宮古民謡に触れ、古謡に深い造詣を見せる與那城の伸びのある声にま...